教育・研修 Archives - VXT International.,JSC https://vxtmanpower.com.vn/ja/教育・研修 Tue, 20 Oct 2020 01:31:04 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.5.2 https://vxtmanpower.com.vn/wp-content/uploads/cropped-Logo-VXT-MANPOWER-Fix-32x32.png 教育・研修 Archives - VXT International.,JSC https://vxtmanpower.com.vn/ja/教育・研修 32 32 Kỹ năng nghề nghiệp – 職業スキル https://vxtmanpower.com.vn/ja/%e6%95%99%e8%82%b2%e3%83%bb%e7%a0%94%e4%bf%ae/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%aa%9e%e7%a0%94%e4%bf%ae%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc/%e8%81%b7%e6%a5%ad%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%ab/ky-nang-nghe-nghiep-%e8%81%b7%e6%a5%ad%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%ab.html Tue, 20 Oct 2020 01:31:04 +0000 https://vxtmanpower.com.vn/?p=1481 これからの職業と求められるスキル|無くなる可能性の高い仕事も紹介 目次 【非表示】 技術の発達で今後なくなる可能性のある職業は多い 期待度の高いこれからの職業 これから衰退していく可能性が高い職業 これからの職業に求められるスキル 労働人口の約半数は人口知能へ代替できる 自己分析ツールを活用して、あなたの適職を発見しよう これからの職業について把握して就活に臨もう 技術の発達で今後なくなる可能性のある職業は多い これまでにも工場などでは機械化により、人間に代わってロボットによる生産が中心でした。しかし最近ではこれまでのロボット生産に加えてAI(人工知能)が急速に進歩するなどの技術革新が進んできています。その結果、工場だけではなくあらゆる仕事で、人間がこれまでと同じ働き方では生き残ることができない時代へと変化をしてきています。 これまでは人間によって支えられてきた仕事が今後はロボットやAIに取って代わられる可能性があるのです。このことは、これから職業を選択する就活生にとってとても重要な問題ではないでしょうか。そこで、就活生として知っておきたい将来性の高い職業と今後衰退していく可能性の高い職業について紹介をします。 期待度の高いこれからの職業 技術の発達により今後期待度が高い職業は何でしょうか。一言でいえば、「人でなければできない仕事」です。キーワードとしては「コミュニケーション」、「創造性」、「専門性」の3つが挙げられます。具体的には人とのコミュニケーションにより物事を進めていくマネジメント能力が求められる仕事が挙げられます。また、ファッションデザイナーやアニメーターなどの創造的な分野の仕事も期待度の高い職業です。さらに、エンジニアや医療関係の専門職なども人にしかできない仕事として期待度の高い職業といえます。 医療関係 期待度の高いこれからの職業の一つ目は医療関係の仕事です。医療を取り巻く環境は少子高齢化の進展や医療技術の進歩により大きく変化をしてきています。超音波診断技術装置や画像診断機器などの診断技術はより高度化し、機械の力だけではどうすることもできない分野です。これらの医療技術は、より専門的な技術を持った人間でなければ扱うことはできません。 また、カテーテルや内視鏡などを使った治療技術の進歩もめざましいものがあります。さらに、治療方法についても医師が一方的に患者に説明をしていた時代から、医師と患者や家族が一緒になって治療方法を決めていくという時代へと変化をしています。ですから、医師には患者や家族とのコミュニケーション能力が求められていくでしょう。 介護職は特に需要が増える 介護職も、非常にこれからの期待度が高い職業であるといえます。周知の通り日本は少子高齢化に悩まされており、日本全体の人口は減少傾向にあるのに対し、高齢者の人口は増加しております。税負担などの不安はありますが、介護ビジネスの観点からは、市場の成長が目に見えており、大きなチャンスといえるでしょう。 介護ロボットなども実用化されてきていますが、これはあくまでも介護者の肉体労働をサポートするものです。介護においては、利用者との日々のコミュニケーションが非常に大切であり、まだまだロボットには代わることのできない職業です。 また、経験を積めば国家資格である「介護福祉士」の取得を目指すこともでき、手に職をつけて全国どこでも仕事に困らないことは、介護職の魅力のひとつです。 IT関係 期待度の高いこれからの職業の二つ目はIT関係の仕事です。我々を取り巻く環境は日常のさまざまなものがインターネットに繋がっています。今やわたしたちの身近にある家電やスマートフォン、車などあらゆるものにITが組み込まれています。このように今後も産業のIT化はさらに進んでいくでしょう。ビジネスにおいてもIT技術とそれを利用するために必要なシステムエンジニアの仕事は今後もニーズが高まっていく職種です。 さらに、今やビッグデータはさまざまな企業から多くの関心を集めています。購買履歴や顧客情報などを利用し、マーケティングや商品開発、新規事業の開拓などに役立てようとしています。ビッグデータを扱える人材も今後は求められてくるでしょう。このように、IT業界はまさに日本の産業を支える業界であり、今後もますます成長をしていく業種です。 広告関係 期待度の高いこれからの職業の三つ目は広告関係の仕事が挙げられます。広告は各業界の企業戦略として必要不可欠なものであり、今後も衰退をしていくことは考えられません。とはいえ、広告業界も今や大きな転換期を迎えています。これまでの広告媒体はテレビやラジオ、雑誌、新聞でした。ところが、インターネットの普及によりインターネット広告が大きな広がりを見せてきています。 若者を中心にテレビ離れや活字離れが進む一方で、インターネットの市場は拡大をし続けてきています。このような中で広告業界においても広告のデジタル化が進み、今やインターネット広告が当たり前になってきているのです。さらに、セールスプロモーション分野など新たなビジネスを展開するなど新規のマーケティングの開拓にも力を入れるなど、広告業界は今後も発展をしていくでしょう。 観光関係 期待度の高いこれからの職業の4つ目は、観光関係の仕事です。日本の訪日外国人の数は年々増加傾向にあります。「インバウンド」という言葉は、今では「訪日外国人による経済効果」という意味合いで当たり前に浸透しています。 日本政府観光局によると、2017年の年間訪日外国人数は2,869万人であり、2012年比で3.4倍、5年間で約2,000万人増加しています。日本政府は、2030年にはこの数字を6,000万人まで引き上げる中期目標を掲げており、直近では2019年にラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピックなどのビッグスポーツイベントも予定されていることから、インバウンド効果は拡大していくことが予想されます。 特に日本においては、遺跡や食べ物だけでなくサービス精神やホスピタリティといった「人のこころ」が観光資源となっており、AIにはできないコミュニケーションが重要です。また、新たに法律が施行された民泊ビジネスなど、ITを取り入れた観光ビジネスも注目でしょう。 税理士・弁護士 期待度の高いこれからの職業5つ目は、税理士です。「これから消えていく職業」としても度々紹介されることもあるので、少々意外かもしれません。確かに、税理士の仕事の一部には、非常に作業的な業務があり、そこはAIなどに代わっていくかもしれません。実際、すでに経費精算や会計処理のソフトやクラウドが登場し、煩雑な業務が効率化されています。 しかし、その処理結果をもってどう税務判断するか、経営層とディスカッションしながら決定していくことが、税理士の真価であり、そういった「作業化」が難しい業務は専門的知識を有した人間にしか務まらない仕事でしょう。また、弁護士も同様にこれからの期待度が高い職業です。これも、法律書籍の管理や更新などは、ペーパーレスなクラウド管理に代わっていくかもしれません。しかし、その法の知識を武器に、人間同士の揉め事を調停するという高度なコミュニケーションが求められる弁護士は、今後も社会に必要とされる職業でしょう。 建築関係 期待度の高いこれからの職業6つ目は、建築関係の仕事です。近い将来で言えば、前述した東京オリンピックや観光客の増加に伴い、ホテルや商業施設などの建築需要は増加するでしょう。 また、インフラ設備など大規模な建築物の建て替え等も今後増えていく見込みです。現在建っているインフラ設備はバブル景気の頃に建設されたものが多く、耐用年数が過ぎ更新の時機を迎えています。こういったインフラ工事は事業規模が大きく、動くお金も莫大なものになり、長期にわたるプロジェクトになります。専門的な設計技術や巨大な重機の運転技術を要する大規模工事をロボットだけで全自動化することは困難です。 こうした建築関係の仕事は、これからの期待度が高いだけでなく、国を動かすような事業内容からやりがいも大きな職業としても人気を博しています。 自己分析ツールを活用して、あなたの適職を発見しよう その仕事が将来的にも需要があるかどうかも大事ですが、それ以上に仕事選びで考えなければならないのは、その仕事が「自分に向いているかどうか」です。 自分に向いている仕事を見極めるには、無料の自己分析ツール「My analytics」が便利です。36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み→それに基づく適職をサクッと診断できます。 My analyticsを活用して、あなたの強み・適職を診断し、自分に向いている仕事を見極めましょう。 あなたの強み・適職を診断! 自己分析ツール「My analytics」【無料】 これから衰退していく可能性が高い職業 AI等の技術の発達で今後衰退していく可能性の高い職業とは何でしょうか。一つの目安としてはマニュアル化できる仕事や大量のデータを分析するような業務は、今後ロボットに代わられていくということです。具体的には単純作業ほど機械に取って代わられ、想像力を必要としない職業も衰退をしていく可能性が高いと言えます。またコンピューターによる自動化や効率化により、事務系の仕事は今後は確実に衰退をしていくでしょう。 出版関係 今後衰退をしていく可能性が高い職業としてまず挙げられるのが出版関係の業界です。今や出版関係はスマートフォンなどのデジタル化が進む中で、衰退しつつある業種といえるでしょう。今後もインターネットの普及により若者の活字離れがますます進み、書籍や雑誌、新聞などの活字媒体の利用率がどんどん下がってくることは確実です。 また、比較的新しい本を扱う新古書店や漫画喫茶の普及も出版業界の衰退に拍車をかけています。一方、このように出版物の市場は縮小傾向にある中で、電子書籍は拡大をしてきています。今後出版業界を目指している就活生は電子化による売り上げを伸ばすための戦略が必要となってくると言えるでしょう。 受付事務関係 今後衰退をしていく可能性が高い職業として次に挙げられるのが事務関係の仕事です。これまでは一般事務職は人気のある職業でした。しかし、AIの発達により会計や経理、給与、福利厚生担当の事務の仕事は急速に減りつつあります。また、事務の仕事は高度な専門知識や特別なスキルが必要ないことから、会社の業績が悪化したときには一番に削減されやすい職種です。. . .

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これからの職業と求められるスキル|無くなる可能性の高い仕事も紹介

技術の発達で今後なくなる可能性のある職業は多い

これまでにも工場などでは機械化により、人間に代わってロボットによる生産が中心でした。しかし最近ではこれまでのロボット生産に加えてAI(人工知能)が急速に進歩するなどの技術革新が進んできています。その結果、工場だけではなくあらゆる仕事で、人間がこれまでと同じ働き方では生き残ることができない時代へと変化をしてきています。

これまでは人間によって支えられてきた仕事が今後はロボットやAIに取って代わられる可能性があるのです。このことは、これから職業を選択する就活生にとってとても重要な問題ではないでしょうか。そこで、就活生として知っておきたい将来性の高い職業と今後衰退していく可能性の高い職業について紹介をします。

期待度の高いこれからの職業

技術の発達により今後期待度が高い職業は何でしょうか。一言でいえば、「人でなければできない仕事」です。キーワードとしては「コミュニケーション」、「創造性」、「専門性」の3つが挙げられます。具体的には人とのコミュニケーションにより物事を進めていくマネジメント能力が求められる仕事が挙げられます。また、ファッションデザイナーやアニメーターなどの創造的な分野の仕事も期待度の高い職業です。さらに、エンジニアや医療関係の専門職なども人にしかできない仕事として期待度の高い職業といえます。

医療関係

期待度の高いこれからの職業の一つ目は医療関係の仕事です。医療を取り巻く環境は少子高齢化の進展や医療技術の進歩により大きく変化をしてきています。超音波診断技術装置や画像診断機器などの診断技術はより高度化し、機械の力だけではどうすることもできない分野です。これらの医療技術は、より専門的な技術を持った人間でなければ扱うことはできません。

また、カテーテルや内視鏡などを使った治療技術の進歩もめざましいものがあります。さらに、治療方法についても医師が一方的に患者に説明をしていた時代から、医師と患者や家族が一緒になって治療方法を決めていくという時代へと変化をしています。ですから、医師には患者や家族とのコミュニケーション能力が求められていくでしょう。

介護職は特に需要が増える

介護職も、非常にこれからの期待度が高い職業であるといえます。周知の通り日本は少子高齢化に悩まされており、日本全体の人口は減少傾向にあるのに対し、高齢者の人口は増加しております。税負担などの不安はありますが、介護ビジネスの観点からは、市場の成長が目に見えており、大きなチャンスといえるでしょう。

介護ロボットなども実用化されてきていますが、これはあくまでも介護者の肉体労働をサポートするものです。介護においては、利用者との日々のコミュニケーションが非常に大切であり、まだまだロボットには代わることのできない職業です。

また、経験を積めば国家資格である「介護福祉士」の取得を目指すこともでき、手に職をつけて全国どこでも仕事に困らないことは、介護職の魅力のひとつです。

IT関係

期待度の高いこれからの職業の二つ目はIT関係の仕事です。我々を取り巻く環境は日常のさまざまなものがインターネットに繋がっています。今やわたしたちの身近にある家電やスマートフォン、車などあらゆるものにITが組み込まれています。このように今後も産業のIT化はさらに進んでいくでしょう。ビジネスにおいてもIT技術とそれを利用するために必要なシステムエンジニアの仕事は今後もニーズが高まっていく職種です。

さらに、今やビッグデータはさまざまな企業から多くの関心を集めています。購買履歴や顧客情報などを利用し、マーケティングや商品開発、新規事業の開拓などに役立てようとしています。ビッグデータを扱える人材も今後は求められてくるでしょう。このように、IT業界はまさに日本の産業を支える業界であり、今後もますます成長をしていく業種です。

広告関係

期待度の高いこれからの職業の三つ目は広告関係の仕事が挙げられます。広告は各業界の企業戦略として必要不可欠なものであり、今後も衰退をしていくことは考えられません。とはいえ、広告業界も今や大きな転換期を迎えています。これまでの広告媒体はテレビやラジオ、雑誌、新聞でした。ところが、インターネットの普及によりインターネット広告が大きな広がりを見せてきています。

若者を中心にテレビ離れや活字離れが進む一方で、インターネットの市場は拡大をし続けてきています。このような中で広告業界においても広告のデジタル化が進み、今やインターネット広告が当たり前になってきているのです。さらに、セールスプロモーション分野など新たなビジネスを展開するなど新規のマーケティングの開拓にも力を入れるなど、広告業界は今後も発展をしていくでしょう。

観光関係

期待度の高いこれからの職業の4つ目は、観光関係の仕事です。日本の訪日外国人の数は年々増加傾向にあります。「インバウンド」という言葉は、今では「訪日外国人による経済効果」という意味合いで当たり前に浸透しています。

日本政府観光局によると、2017年の年間訪日外国人数は2,869万人であり、2012年比で3.4倍、5年間で約2,000万人増加しています。日本政府は、2030年にはこの数字を6,000万人まで引き上げる中期目標を掲げており、直近では2019年にラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピックなどのビッグスポーツイベントも予定されていることから、インバウンド効果は拡大していくことが予想されます。

特に日本においては、遺跡や食べ物だけでなくサービス精神やホスピタリティといった「人のこころ」が観光資源となっており、AIにはできないコミュニケーションが重要です。また、新たに法律が施行された民泊ビジネスなど、ITを取り入れた観光ビジネスも注目でしょう。

税理士・弁護士

期待度の高いこれからの職業5つ目は、税理士です。「これから消えていく職業」としても度々紹介されることもあるので、少々意外かもしれません。確かに、税理士の仕事の一部には、非常に作業的な業務があり、そこはAIなどに代わっていくかもしれません。実際、すでに経費精算や会計処理のソフトやクラウドが登場し、煩雑な業務が効率化されています。

しかし、その処理結果をもってどう税務判断するか、経営層とディスカッションしながら決定していくことが、税理士の真価であり、そういった「作業化」が難しい業務は専門的知識を有した人間にしか務まらない仕事でしょう。また、弁護士も同様にこれからの期待度が高い職業です。これも、法律書籍の管理や更新などは、ペーパーレスなクラウド管理に代わっていくかもしれません。しかし、その法の知識を武器に、人間同士の揉め事を調停するという高度なコミュニケーションが求められる弁護士は、今後も社会に必要とされる職業でしょう。

建築関係

期待度の高いこれからの職業6つ目は、建築関係の仕事です。近い将来で言えば、前述した東京オリンピックや観光客の増加に伴い、ホテルや商業施設などの建築需要は増加するでしょう。

また、インフラ設備など大規模な建築物の建て替え等も今後増えていく見込みです。現在建っているインフラ設備はバブル景気の頃に建設されたものが多く、耐用年数が過ぎ更新の時機を迎えています。こういったインフラ工事は事業規模が大きく、動くお金も莫大なものになり、長期にわたるプロジェクトになります。専門的な設計技術や巨大な重機の運転技術を要する大規模工事をロボットだけで全自動化することは困難です。

こうした建築関係の仕事は、これからの期待度が高いだけでなく、国を動かすような事業内容からやりがいも大きな職業としても人気を博しています。

自己分析ツールを活用して、あなたの適職を発見しよう

その仕事が将来的にも需要があるかどうかも大事ですが、それ以上に仕事選びで考えなければならないのは、その仕事が「自分に向いているかどうか」です。

自分に向いている仕事を見極めるには、無料の自己分析ツール「My analytics」が便利です。36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み→それに基づく適職をサクッと診断できます。

My analyticsを活用して、あなたの強み・適職を診断し、自分に向いている仕事を見極めましょう。

これから衰退していく可能性が高い職業

AI等の技術の発達で今後衰退していく可能性の高い職業とは何でしょうか。一つの目安としてはマニュアル化できる仕事や大量のデータを分析するような業務は、今後ロボットに代わられていくということです。具体的には単純作業ほど機械に取って代わられ、想像力を必要としない職業も衰退をしていく可能性が高いと言えます。またコンピューターによる自動化や効率化により、事務系の仕事は今後は確実に衰退をしていくでしょう。

出版関係

今後衰退をしていく可能性が高い職業としてまず挙げられるのが出版関係の業界です。今や出版関係はスマートフォンなどのデジタル化が進む中で、衰退しつつある業種といえるでしょう。今後もインターネットの普及により若者の活字離れがますます進み、書籍や雑誌、新聞などの活字媒体の利用率がどんどん下がってくることは確実です。

また、比較的新しい本を扱う新古書店や漫画喫茶の普及も出版業界の衰退に拍車をかけています。一方、このように出版物の市場は縮小傾向にある中で、電子書籍は拡大をしてきています。今後出版業界を目指している就活生は電子化による売り上げを伸ばすための戦略が必要となってくると言えるでしょう。

受付事務関係

今後衰退をしていく可能性が高い職業として次に挙げられるのが事務関係の仕事です。これまでは一般事務職は人気のある職業でした。しかし、AIの発達により会計や経理、給与、福利厚生担当の事務の仕事は急速に減りつつあります。また、事務の仕事は高度な専門知識や特別なスキルが必要ないことから、会社の業績が悪化したときには一番に削減されやすい職種です。

派遣社員やアルバイトに取って代わられることもあります。特に受付事務の機械化は今後も大きな広がりを見せるでしょう。コンピューターの性能向上とAIとの組み合わせで接客できるロボットが開発され、ホテルのフロント業務を担う人型ロボットが活躍し始めています。

販売・レジ

今後衰退をしていく可能性が高い職業としてもう一つ挙げられるのが、販売・レジ関係の仕事です。そもそもレジ業務自体が単純作業であることに加え、昨今の決済方法の簡易化により、日本でも無人レジが続々導入されています。

中国では無人コンビニが登場し、店の開錠から決済まで、全て携帯アプリや生体認証で完結します。日本の飲食店では、お客様のお出迎え業務をロボットに代行させている店舗も出現し、販売員の削減にも成功しています。

また、EC(ネット販売)の台頭も販売員の職を脅かしています。今やネットで買えないものはないどころか、注文したその日に商品を受け取ることすら可能になってきています。ドローンによる配達も実用化が着々と進められています。人を介することなく自由に買い物ができる時代が到来しつつある今、販売・レジ関係の仕事は衰退していく可能性が高いでしょう。

これからの職業に求められるスキル

日本経済は今後も不透明な状態が続き、さらにはすさまじい勢いで技術革新が続いている状況の中で、雇用の不安を感じている就活生も多いのではないでしょうか。特にビジネス経験の少ないみなさんにとって不安要素が多い時代と言えるでしょう。このように、劇的な変化を遂げている時代において就活生には10年後、20年後にも活躍し続けるためのスキルが求められています。そこで、これからの職業に求められるスキルについて紹介します。

語学力

今、あらゆる企業でグローバル化した事業展開に取り組んでいます。国内だけでビジネスを行う企業は急速に減っていくでしょう。ですから、どのような業界に就職をするにしても語学力は必要不可欠なスキルとなります。実際に社内で英語を公用語としている企業も出始め、TOEICテストで一定の点数以上を採用や昇進の条件にする動きも見られます。

今後も英語力の重要性は高まる一方で、英語力があれば就職には有利に働くことでしょう。そのためには、英語力はTOEICスコア等という形で自身のスキルとして身につけておくことをお勧めします。さらに、今後は英語と合わせて中国語や韓国語等のアジア言語のスキルを身につけた人材が求められていくことは確実です。

専門技術

ほとんどの企業では実務に即した資格やスキルを身につけた即戦力の人材を求めています。ですから、専門技術を身につけた学生は就活の際には大変な有利となります。その一つとして「ITパスポート」は大きな武器の一つです。ITに関する基礎的な知識が証明できる国家資格で、ITパスポートはエンジニアに限らずどの業界においても活かせるスキルです。

また、プログラミングスキルも持っていた方が良い専門技術です。最近ではほぼ全てのサービスにプログラミングの技術が関わっているといっても過言ではありません。さらに、文系や理系を問わず活躍できる医療系の資格である作業療法士や理学療法士は人手不足の仕事であり、将来性の高い医療系の資格です。

労働人口の約半数は人口知能へ代替できる

驚くべきことに、10〜20年後には、日本の労働人口の約半数の職業が、AIやロボットによる代替が可能になるという研究結果もあります。これはあくまでも「技術的には」という話で、開発や導入にかかるコストを踏まえて「経済的にも」代替可能かどうかは議論の余地があります。

しかし、労働人口の減少が予測される日本においては、労働力を補完できるAIやロボットの開発は進んでいくでしょう。AIやロボットの導入が進み、大量生産のフェーズに入れば、コストメリットも出やすくなります。当たり前のように同僚にロボットがいるSFのような時代は、もう目の前まで迫っているのかもしれません。

コミュニケーションを要する職業はなくならない

そんな中これからの職業に求められる最も重要なスキルといっても過言ではないのが、コミュニケーションスキルです。前述の研究結果では、人工知能の台頭を示唆する一方で、他者との折衝や協調性、交渉力、洞察力が求められる職業は、人工知能による代替は難しいとも述べられています。

相手の所作や雰囲気から気持ちを察し、想像力を働かせて相手の期待に応える行動ができることは、人間にのみ備わったコミュニケーションという特別なスキルです。従って、コミュニケーションを要する職業に対する社会的ニーズは、今後も廃れていくことはないでしょう。そしてこのスキルは、特別な勉強をしなければ身につかないものではありません。

日常の他者との会話や、学業、部活動、アルバイトなどの様々な経験を通じて鍛えることができる、誰しもに素質が与えられているスキルなのです。

 

 

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Trường cao đẳng ngoại ngữ và công nghệ VXT https://vxtmanpower.com.vn/ja/%e6%95%99%e8%82%b2%e3%83%bb%e7%a0%94%e4%bf%ae/kyouiku-houhou/vxt-%e9%ab%98%e7%ad%89%e7%9f%ad%e6%9c%9f%e5%a4%a7%e5%ad%a6/truong-cao-dang-ngoai-ngu-va-cong-nghe-vxt.html Tue, 20 Oct 2020 01:20:04 +0000 https://vxtmanpower.com.vn/?p=1477 Home Buider

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Giới thiệu Trường Cao Đẳng Ngoại Ngữ Và Công Nghệ Việt Nam - VXT College

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Trung tâm tiếng Nhật – 日本語研修センター https://vxtmanpower.com.vn/ja/%e6%95%99%e8%82%b2%e3%83%bb%e7%a0%94%e4%bf%ae/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%aa%9e%e7%a0%94%e4%bf%ae%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc/trung-tam-tieng-nhat-%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%aa%9e%e7%a0%94%e4%bf%ae%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc.html Tue, 20 Oct 2020 01:06:11 +0000 https://vxtmanpower.com.vn/?p=1468 外国人社員向け(日本語研修) 企業で働く外国人社員のための日本語研修。 日本で暮らすための日常会話やマナーなどを身につけます。 時間 回数 90分/1回×15回 講師 バイリンガル日本人講師※時間・料金をムダにしない当日予約/レッスンの振替可 目標 ひらがなやカタカナ、日常で用いられる基本的な漢字で書かれた定型的な語句や文、文章を読んで理解することができる。 日常生活の中でもよく出会う場面でゆっくり話される短い会話であれば、必要な情報を聞き取ることができ、簡単な返事ができる。 入門 (一例) ひらがなが読める・書ける あいさつができる 自己紹介ができる 好きなものについて話せる 自分のスケジュールについて話せる タクシーに乗ることができる 店で自分の探しているものを店員に話せる 初 級1 (一例) 家族の仕事や住んでいる場所について話せる 季節の変化について簡単に話せる 目的地までの道案内ができる 外国の文化と自国の文化の関わりについて話せる 食べ物の味について表現できる 体調について聞くことができる 相手の持ち物をほめることができる 使用 テキスト まるごと りかい/かつどう (入門・初級1・初級2) 『まるごと』は、実際に日本語を使ってコミュニケーションすることを目標にしています。ただ文法や文型の知識を増やすことが目標ではありません。どんな場面でどんなことができるようになるか、という「Can-do」を目標にして、現実の場面で使える日本語を学びます。たとえば、日本語を始めたばかりの「入門」レベルでは、あいさつをしたり、好きな食べ物や趣味について話したりしながら、簡単にコミュニケーションします。「初級」レベルでは、生の日本語を読んだり聞いたりしながら、自分のことを長く話せるように練習します。どのレベルでも、人と人が日本語で実際にコミュニケーションしながら、お互いに理解し合うことを目指す企業研修です。 レッスンの 流れ 単語テスト アイスブレーキング/復習 文法・読解・作文 会話・聴解 ロールプレイ・発表 到達度の確認・まとめ 次回の課の単語の導入 POINT 1 受講者レベルに合わせてテスト範囲より 講師が出題 2 「活動集」などを使いながらレッスンに入る前の雰囲気づくり ロールプレイ・発表により会話文づくりの練習

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外国人社員向け(日本語研修)

外国人社員向け(日本語研修)

企業で働く外国人社員のための日本語研修。
日本で暮らすための日常会話やマナーなどを身につけます。

時間
回数

90分/1回×15回

講師

バイリンガル日本人講師※時間・料金をムダにしない
当日予約/レッスンの振替可

目標
  • ひらがなやカタカナ、日常で用いられる基本的な漢字で書かれた定型的な語句や文、
    文章を読んで理解することができる。
  • 日常生活の中でもよく出会う場面でゆっくり話される短い会話であれば、
    必要な情報を聞き取ることができ、簡単な返事ができる。
入門
  • (一例)
  • ひらがなが読める・書ける
  • あいさつができる
  • 自己紹介ができる
  • 好きなものについて話せる
  • 自分のスケジュールについて話せる
  • タクシーに乗ることができる
  • 店で自分の探しているものを店員に話せる
初 級1
  • (一例)
  • 家族の仕事や住んでいる場所について話せる
  • 季節の変化について簡単に話せる
  • 目的地までの道案内ができる
  • 外国の文化と自国の文化の関わりについて話せる
  • 食べ物の味について表現できる
  • 体調について聞くことができる
  • 相手の持ち物をほめることができる
使用
テキスト
まるごと りかい/かつどう
(入門・初級1・初級2)

まるごと りかい/かつどう

『まるごと』は、実際に日本語を使ってコミュニケーションすることを目標にしています。ただ文法や文型の知識を増やすことが目標ではありません。どんな場面でどんなことができるようになるか、という「Can-do」を目標にして、現実の場面で使える日本語を学びます。たとえば、日本語を始めたばかりの「入門」レベルでは、あいさつをしたり、好きな食べ物や趣味について話したりしながら、簡単にコミュニケーションします。「初級」レベルでは、生の日本語を読んだり聞いたりしながら、自分のことを長く話せるように練習します。どのレベルでも、人と人が日本語で実際にコミュニケーションしながら、お互いに理解し合うことを目指す企業研修です。

レッスンの
流れ
  1. 単語テスト
  2. アイスブレーキング/復習
  3. 文法・読解・作文
  4. 会話・聴解
  5. ロールプレイ・発表
  6. 到達度の確認・まとめ
  7. 次回の課の単語の導入

POINT

1
受講者レベルに合わせて
テスト範囲より 講師が出題
2
「活動集」などを使いながら
レッスンに入る前の雰囲気づくり
ロールプレイ・発表により
会話文づくりの練習

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Nội dung đào tạo – 教育 https://vxtmanpower.com.vn/ja/%e6%95%99%e8%82%b2%e3%83%bb%e7%a0%94%e4%bf%ae/test-1-noi-dung-dao-tao.html Tue, 29 Sep 2020 07:26:38 +0000 https://vxtmanpower.com.vn/?p=1453 外国人社員は日本人と価値観も違うため、育成していくのは難しいものです。そこで、この記事では、外国人社員の教育についてマネジメントのコツ、退職を防ぐ方法、日本語能力を向上させる方法、仕事を覚えてもらうコツなどについて解説します。 目次 転職に対する考え方の違い 価値観を理解しよう 指示を明確にする 外国人にとって難しい日本語 擬態語・擬音語は伝わらない 誤解しやすい日本語に注意 外国人従業員に成長してもらうためのマネジメントのコツ 外国人従業員のキャリアパスを作る 日本式の根回しの文化に注意 ミスをフォローする 本人に考えさせる 外国人従業員に日報を書いてもらう 外国人従業員の退職を防ぐ方法 定期的な個人面談をする コミュニケーションをとり人間関係を良好にする 外国人従業員の日本語能力を向上させる方法 日本語能力試験の資格取得を目指す 敬語を覚えてもらう 電話・社外の対応をしてもらう 外国人従業員に日本式のビジネスマナーを教える 外国人従業員に仕事を覚えてもらうコツ 外国人雇用管理アドバイザー制度を活用 まとめ 転職に対する考え方の違い 日本人は、転職したいと思っても、最低3年は同じ職場にとどまるべき、などと言われます。「石の上にも3年」ということわざにもあるとおり、一般的に3年以下の実務経験が評価されにくいと考えられているためです。 外国人にとってもこのような考え方が一般的とは限りません。働いている会社で学ぶことがなく、成長ができないと考えたら、見切りをつけて辞めるのが非常に早い傾向にあります。働いている会社より、もっと良い条件の職場が見つかった場合や、直属の上司に恵まれない場合も、さっさと辞めていきます。 そのため、採用した外国人従業員に長く働いてもらうには、会社で成長できるチャンスを与えることが大切です。また、外国人従業員にとって信頼と尊敬ができる上司であれば転職しにくくなるでしょう。 価値観を理解しよう 外国人従業員を理解しようと思ったら、外国人の国の歴史、政治的な背景を知る必要があります。そうすることで、考え方や行動の特徴がわかってくるようになります。そして、外国人の価値観を理解した上で、臨機応変に接するようにしましょう。 指示の出し方、叱るタイミング、褒め方などは日本人と異なることを踏まえて、相手のプライドを傷つけないように気をつけましょう。 例えば、フィリピンやベトナムなどの東南アジア圏の人は人前で叱ってはいけません。人前で叱った場合はその人の尊厳を侮辱すると考えられてしまいます。そのため、職場で指導をするときには、個室に呼び出したりするなどの配慮が必要な場合もあります。 指示を明確にする 日本人であっても、仕事での指示が不明確だったり抽象的だったりすると仕事に支障を出すことがあります。外国人に対しても同じことです。指示は、具体的で明確にすることが必要です。 外国人にとっては、日本語は他の国の言葉よりも難しいと考えられています。アルファベットなどの一種類だけを使う外国語と違い、日本語にはひらがな、カタカナ、漢字の3種類も文字があるため覚えづらいと考えられています。発音が同じ言葉でも、意味が異なる言葉も多くあります。日本人が状況で判断できる言葉でも、外国人にはなかなか理解できない言葉もあります。 外国人にとって難しい日本語 ・【すみません】・・「人を呼び止めている」か「謝罪」なのか理解しにくい。 ・【結構です】・・・「肯定」か「否定」なのか理解しにくい。 ・【いって】・・・「行って」か「言って」なのか理解しにくい。 ・【いいです】・・ 「承諾」か「断り」なのか理解しにくい。 日本では共通の価値観を前提として「空気を読む」「文脈を読み取る」ということが期待されることもありますが、前提を共有していない人にとっては、発言されてないことは無いことと同じという文化になります。そのため、はっきりと言わなければ、どちらの意味なのか相手には伝わりません。 何となく伝わるだろうという日本の独特なコミュニケーション方法は避けておき、外国人に対しては「はい」「いいえ」を明確に示しましょう。 擬態語・擬音語は伝わらない 外国人にとってかなり難しい日本語は擬態語、擬音語になります。 擬態語とは、物や人の状態や感情を文字で表現したものです ・クタクタ(人が疲れた様子) ・ぐずぐず(人が遅い様子) ・ジロジロ(人が見る様子) 擬音語とは物が発する音を文字で表現したものです。 ・「ワンワン(犬の鳴き声)」 ・「メーメー(羊の鳴き声)」 ・「ドキドキ(心臓の鼓動)」 日本人にとって擬態語、擬音語は物事を表現するのが便利な言葉です。仕事をする上でも「ジロジロ見てないで、言いたいことがあるなら言ってごらん」「グズグズしてないで仕事を進めよう」などのように擬態語、擬音語を仕事でも使うかもしれません。しかし、外国人への指示に使用するのは気をつけておいた方がいいでしょう。 外国人にとって日本語の擬態語、擬音語を理解するのは難しく、子供扱いされていると不快に感じる人もいるため、言葉の意図については擬態語、擬音語を使わず正確に伝えるようにしましょう。. . .

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外国人社員は日本人と価値観も違うため、育成していくのは難しいものです。そこで、この記事では、外国人社員の教育についてマネジメントのコツ、退職を防ぐ方法、日本語能力を向上させる方法、仕事を覚えてもらうコツなどについて解説します。

転職に対する考え方の違い

日本人は、転職したいと思っても、最低3年は同じ職場にとどまるべき、などと言われます。「石の上にも3年」ということわざにもあるとおり、一般的に3年以下の実務経験が評価されにくいと考えられているためです。

外国人にとってもこのような考え方が一般的とは限りません。働いている会社で学ぶことがなく、成長ができないと考えたら、見切りをつけて辞めるのが非常に早い傾向にあります。働いている会社より、もっと良い条件の職場が見つかった場合や、直属の上司に恵まれない場合も、さっさと辞めていきます。

そのため、採用した外国人従業員に長く働いてもらうには、会社で成長できるチャンスを与えることが大切です。また、外国人従業員にとって信頼と尊敬ができる上司であれば転職しにくくなるでしょう。

価値観を理解しよう

外国人従業員を理解しようと思ったら、外国人の国の歴史、政治的な背景を知る必要があります。そうすることで、考え方や行動の特徴がわかってくるようになります。そして、外国人の価値観を理解した上で、臨機応変に接するようにしましょう。

指示の出し方、叱るタイミング、褒め方などは日本人と異なることを踏まえて、相手のプライドを傷つけないように気をつけましょう。

例えば、フィリピンやベトナムなどの東南アジア圏の人は人前で叱ってはいけません。人前で叱った場合はその人の尊厳を侮辱すると考えられてしまいます。そのため、職場で指導をするときには、個室に呼び出したりするなどの配慮が必要な場合もあります。

指示を明確にする

日本人であっても、仕事での指示が不明確だったり抽象的だったりすると仕事に支障を出すことがあります。外国人に対しても同じことです。指示は、具体的で明確にすることが必要です。

外国人にとっては、日本語は他の国の言葉よりも難しいと考えられています。アルファベットなどの一種類だけを使う外国語と違い、日本語にはひらがな、カタカナ、漢字の3種類も文字があるため覚えづらいと考えられています。発音が同じ言葉でも、意味が異なる言葉も多くあります。日本人が状況で判断できる言葉でも、外国人にはなかなか理解できない言葉もあります。

外国人にとって難しい日本語

・【すみません】・・「人を呼び止めている」か「謝罪」なのか理解しにくい。
・【結構です】・・・「肯定」か「否定」なのか理解しにくい。
・【いって】・・・「行って」か「言って」なのか理解しにくい。
・【いいです】・・ 「承諾」か「断り」なのか理解しにくい。

日本では共通の価値観を前提として「空気を読む」「文脈を読み取る」ということが期待されることもありますが、前提を共有していない人にとっては、発言されてないことは無いことと同じという文化になります。そのため、はっきりと言わなければ、どちらの意味なのか相手には伝わりません。

何となく伝わるだろうという日本の独特なコミュニケーション方法は避けておき、外国人に対しては「はい」「いいえ」を明確に示しましょう。

擬態語・擬音語は伝わらない

外国人にとってかなり難しい日本語は擬態語、擬音語になります。

擬態語とは、物や人の状態や感情を文字で表現したものです
・クタクタ(人が疲れた様子)
・ぐずぐず(人が遅い様子)
・ジロジロ(人が見る様子)

擬音語とは物が発する音を文字で表現したものです。
・「ワンワン(犬の鳴き声)」
・「メーメー(羊の鳴き声)」
・「ドキドキ(心臓の鼓動)」

日本人にとって擬態語、擬音語は物事を表現するのが便利な言葉です。仕事をする上でも「ジロジロ見てないで、言いたいことがあるなら言ってごらん」「グズグズしてないで仕事を進めよう」などのように擬態語、擬音語を仕事でも使うかもしれません。しかし、外国人への指示に使用するのは気をつけておいた方がいいでしょう。

外国人にとって日本語の擬態語、擬音語を理解するのは難しく、子供扱いされていると不快に感じる人もいるため、言葉の意図については擬態語、擬音語を使わず正確に伝えるようにしましょう。

誤解しやすい日本語に注意

日本人によくある曖昧な表現、へりくだった言い方は誤解を与える可能性があるため注意が必要です。例えば、「まだまだ未熟です」と謙遜して言った言葉は、そのままの意味で受けとられてしまうかもしれません。

社交辞令も外国人には通用しません。社交辞令として、「困ったことがあれば、いつでも連絡してください」と外国人に言った場合、そのままの意味で受け取られ、仕事と関係ないことまで聞いてくるようになります。そのため、外国人従業員に対しては曖昧なことを言わずに、はっきりと言い切り、わかりやすい指示をするようにしましょう。

外国人従業員に成長してもらうためのマネジメントのコツ

外国人従業員のキャリアパスを作る

優秀な外国人従業員は、仕事に対する意識が高く、常に成長を望みます。今の仕事が決まったことの繰り返しになっている場合、転職を考え始める可能性があります。そのため、外国人従業員に成長してもらうための、明確なキャリアパスを作っておく必要があります。

外国人のキャリアパスについて、「1年目は仕事の流れを覚え、3年でリーダーを任せる」というような、大まかなものでは納得しません。
例えば、明確なキャリアパスを作るためには、どのような仕事をどれくらいの期間担当し、どの程度の習熟レベルに達すれば、どう昇進できるのか。具体的な数値を入れながら可能な限り今後のキャリアをイメージできるように工夫しながら作成します。

キャリアパスを会社で作るのが難しい場合は、専門家に依頼するといいでしょう。また、厚生労働省の「キャリア形成促進助成金・人材開発支援助成金」などを活用する方法もあります。

日本式の根回しの文化に注意

日本では独自の文化として、意思決定に関わる関係者全員に根回しすることもあります。このような、日本独自の根回し文化を外国人従業員に強要するのは良くないです。

例えば、ドイツなどの国では根回しの文化があまりありません。アメリカでは、意思決定者と直属の上司のみに根回しするため、日本よりも対象者を絞ります。外国人によって文化は違いますので、日本人のような根回しの文化を求めないようにしましょう。

ミスをフォローする

日本で初めて働く外国人従業員は、今までの環境や生活が変わるため大きなストレスを抱える場合があります。そのため、些細なミスから自信を無くして実力を発揮できないことも起こります。外国人を叱るときには「外国人だからミスをした」と言ったり、人格を否定するなどをしないように注意しましょう。そして、仕事のミスをフォローしていくことが大切です。

本人に考えさせる

外国人従業員に仕事の相談をされた場合、すぐにアドバイスするのではなく、まずは自分で考えさてもらうことも良い方法です。外国人従業員に対してどうすれば上手くいくと思うかを聞き、自分で考えるクセをつけることで成長を促すことができます。

外国人従業員に日報を書いてもらう

外国人従業員を成長させるために、業務日報を書いてもらう方法もあります。業務日報は仕事を可視化でき、課題のアウトプットと業務の改善につながります。業務日報を作成し、月1回は見返すことで失敗の原因と改善策がインプットされ、失敗を減らすことができます。

外国人従業員の退職を防ぐ方法

定期的な個人面談をする

外国人従業員は自分の実力を発揮できない会社に対しては見切りをつけて、すぐに転職してしまいます。
そのため、外国人従業員に対して、定期的な個人面談をすることによって、本人の要望や実力を確認し、ステップアップしてもらえるようにします。

面接では、不安に思っていることをヒアリングすることで、不安を取り除くための手助けができます。面接でのコミュニケーションを機会に外国人従業員との信頼関係も生まれます。

外国人従業員は不安や悩みがあっても答えづらかったり、正確な日本語で表現することが難しいかもしれません。そこで、事前に面接用に作成したヒアリングシートを渡しておき、記入してもらいます。そうすると、面談で話す論点が整理され、有意義な面談にすることができます。ヒアリングシートは外国人の状況に合わせて作成してみましょう。

ヒアリングシートの記入内容例
・担当する仕事の量の適切さ
・担当する仕事の難易度
・今後にやりたい仕事
・向上させたい能力・スキル
・仕事の環境・進行方向の改善点
・相談したいこと

コミュニケーションをとり人間関係を良好にする

退職の原因の一つに、人間関係があります。人間関係の悩みの多くは、コミュニケーション不足が原因です。そのため、外国人従業員に対してコミュニケーションの機会を積極的につくってあげましょう。

日本では職場の人間関係を良好にするため、飲み会をする文化があります。しかし、外国人従業員の国によっては、飲み会の文化がない場合や、好まないこともあるので注意が必要です。例えば、イスラム教の国の多くは飲酒を禁止しているため、飲み会の文化はありません。

外国人の希望に合わせた食事会、カフェ、休憩室などの場所で、コミュニケーションを取るようにすることで、人間関係を良好にしていきましょう。

外国人従業員の日本語能力を向上させる方法

日本語能力試験の資格取得を目指す

外国人従業員には、日本語能力試験受験を目指してもらう環境を整えるのも一つの手です。日本語能力試験ではN5〜N1までのレベル認定がありますが、日本で日本語を使ったビジネスをする上では、N2〜N1を取得していることが理想的になります。

敬語を覚えてもらう

外国人従業員と社内の会話の中で、基本的な敬語について覚えてもらうようにしましょう。社員同士での会話で、敬語の誤りがあった場合に、指摘することで修正していきます。外国人従業員が日本語で話すときに、常に敬語を心がけてもらうことで、敬語を社外でも間違えることなく使うことができるようになります。

電話・社外の対応をしてもらう

外国人従業員が敬語を使えるようになった後は、電話対応や社外対応をしてもらうようにしましょう。外国人従業員の電話対応では、相手が早口や訛りがあって聞き取れないこともあるため、すぐに代われるようにしてサポートします。

もし、外国人従業員の対応が難しい状況になった場合には、「私ではわかりかねますので、担当からお電話いたします」などのセリフを決めておき、すぐに交代できるようにするとよいでしょう。
交代が難しい場合には、「担当に確認して折り返しお電話いたします」と言って、相手先の会社名、名前をメモしてもらうようにします。

外国人従業員の社外対応についても、常に周囲の人がフォローしてあげられる環境にして、本人の成長につなげられるようにサポートしていきましょう。

外国人従業員であっても、初めてであれば失敗することはあります。電話や社外の対応が外国人と分かれば、相手も丁寧に対応してくれたり、大目に見てもらえることが多いです。失敗を恐れずに外国人従業員にチャレンジさせるようにしましょう。なお、失敗の責任に関しては外国人従業員に押し付けるのではなく、対応させた人や会社に責任があることを理解しておきましょう。

外国人従業員に日本式のビジネスマナーを教える

日本のビジネスマナーに関しては、外国とは違うということを意識して教えていきましょう。例えば、名刺交換について、欧米では好きなタイミングで行い、受け取った名刺はすぐにポケットにしまいます。そのため、電話、メール、会議などビジネスマナーは国や地域によってまったく違うということを意識しながら教えるのが大切です。

外国人従業員に仕事を覚えてもらうコツ

日本人従業員に比べて、外国人従業員は日本語、ビジネスマナーなど覚えることが多いです。そのため、仕事については一度に沢山を教えても混乱してしまうので、担当する仕事を限定して、一つの仕事に集中してもらうようにします。一つの仕事が身についた後に、他の仕事を覚えてもらうようにするのがいいでしょう。

外国人雇用管理アドバイザー制度を活用

厚生労働省では、外国人労働者に関して困った場合に、無料で相談できる「外国人雇用管理アドバイザー制度」があります。この制度は外国人雇用専門の認定アドバイザーが会社まで来て、さまざまな相談をしてもらえます。ハローワークから申し込みが可能ですので、外国人従業員の教育に悩んだときは活用するのも一つの方法です。

まとめ

・外国人従業員の価値観を理解する
・外国人従業員への指示を明確にする
・外国人従業員とはコミュニケーションを取り人間関係を良好にする

外国人従業員の教育方法、マネジメントの参考にしていただけましたら幸いです。

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